ソフトフォンについて。(Android)
Cloud Softphone
(050free,Fusion純正もこれにあたる)
Cloud Softphoneの特徴
音質そこまで良くない、プッシュ通知がある
050Free,Fusionの純正ソフトウェアとしても使われているCloud softphone。
音質はそこまで良くないが、プッシュ着信が可能なことが最大の特徴である。
これにより、他の常駐しているようなソフトフォンとは違い、超低消費電力を実現できる。
問題は端末によってはプッシュ着信が上手く働かないことである。
PNF(Push Notifications Fixer)を使うことでプッシュ着信の精度が向上することがあるので、
プッシュ着信に問題がある人は是非試してほしい。
電池消費が増えるという話があるが、それはわずかなので普通はほとんど気にならないだろう。
当然のことだが、オフライン状態ではプッシュ着信は受けられない。
ブラステルユーザーは特に注意が必要である。
尚、これの有料版であるAcrobits Softphoneは独自の不在着信が使えるので、ブラステルユーザーはこれで不在着信だけでも補うと良いかもしれない。(無論、自宅サーバー等を立てられる場合はその必要はないが)
Zoiper
Zoiperの特徴
音質が良い、遅延が少ない、IAXが使用可能、常駐型にしては低消費電力
良く某掲示板等でお勧めされているソフトフォンがZoiperである。
音質が良く、遅延が少なく、消費電力も少ないほうである。また、NAT越えが簡単で使用帯域幅の少ないIAXが使用可能なのが大きな特徴である。IAXを使いたい場合はZoiper一択と言って良いだろう。(ただし、IP電話プロバイダーは基本的にSIPのみ提供しており、IAXを使うには自分でサーバーを建てるなりしないといけない)
ただし、無料版では高音質なコーデックの使用ができない。
尚、2016/08/23現在、ZoiperBetaはAndroid4.0.3以上対応になっている。
将来的に正式版も4.0.3以上対応になる可能性がある。
Mizudroid
Mizudroidの特徴
音質が良い、遅延がとても少ない、設定項目が豊富
音質が良く、遅延がとても少ないソフトフォンである。設定項目がCSipSimpleと同じかそれ以上に豊富で、いろいろチューンできるのも楽しいところである。
ただし、プツプツ音が少し気になる(これは自分の環境が問題かもしれないが)、タスクがKillされないようにある程度CPU負荷をかけると少し電池消費が大きいのが問題である。
また、少し複数アカウントを使用する際に入る場所がわかりづらいという話もある。
Sipdroid
Sipdroidの特徴
GSMの音質が良い
Sipdroidはあまり話題に上がらないが、GSMの音質が固定電話並に良いので、自分としてはこのソフトフォンを少し推したい。(GSM-EFR使用?)
しかし、2アカウントまでしか対応していないことと、アカウントの設定を少し変える毎に毎回レジストする、そしてアカウントを止めることができないのが惜しいところ。
また、新しいコーデックに対応していない。
CSipSimple
CSipSimpleの特徴
Android1.6以上対応(古くても使える)、設定項目が豊富、様々なコーデックに対応する
CSipSimpleは設定項目が豊富である。また、Android1.6以上対応なので、古いスマートフォンでも使える。
とても古いスマートフォンを使っている場合や、マイナーなコーデックを使う場合には役に立つだろう。
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